Microsoft JDBC Driver for SQL Server における TLS 関連の接続エラーのトラブルシューティング

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの高橋です。今回は SQL Server への接続の問題のうち、Java アプリケーションから Microsoft JDBC Driver for SQL Server を使用して SQL Server に接続する際の、特に TLS (Transport Layer Security) に関連する設定に起因して接続エラーとなる事象のトラブルシューティング手順などについて解説します。 この記事は以下のような状況にある方を対象としています: Microsoft JDBC Driver for SQL Server を使用した接続が 100% 失敗する。 初めて環境を構成した、または設定を変更してからエラーが発生するようになった。 Java アプリケーション実行環境の TLS バージョンを 1.2 に限定するなどの設定...

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Process Monitor の高度 (Altitude) を考慮した情報採取手順

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの松井です。Process Monitor は、システム上で動作するプロセスのファイルやレジストリへのアクセス、プロセスやスレッドの起動や終了などのアクティビティを記録・解析できる強力なツールです。しかし、低い高度 (Altitude) で動作するファイル システム フィルター ドライバーのアクティビティについては Process Monitor の既定の設定ではキャプチャできない場合があります。今回は、そのようなアクティビティをキャプチャするために Process Monitor の Altitude を変更する手順を紹介します。基本的な使い方は過去の記事を参考にしてください。 背景Altitude は、I/O スタック内でのファイル システム フィルター ドライバーの "優先順位" や &q...

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Oracle 向けデータプロバイダー移行のススメ

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの高橋です。データアクセス テクノロジーの移行のススメ第 3 弾、今回はマイクロソフトが提供する Oracle 向けの ODBC ドライバー、OLE DB プロバイダー、.NET Framework データプロバイダーのサポート状況やバージョン互換性などの観点からの移行の必要性についてお伝えします。 マイクロソフトが提供する Oracle 向けデータアクセス製品の基本知識マイクロソフトが提供する Oracle 向けのデータアクセス技術には、以下のような製品があります。 アプリケーションの種類 使用する製品 ファイル名 補足 ODBC API 呼び出し Microsoft ODBC for Oracle MSORCL32.dll アンマネージ (C++ など) だけではなくマネージ (.NET Frame...

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自動シャットダウンをコマンドを使用して設定および確認する方法

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの山田です🗻 Azure VM の自動シャットダウン機能は、コストを削減する上で非常に役立つ機能です。以下の記事で紹介しているように、Azure VM の自動シャットダウン機能は、内部的に Azure DevTest Labs と呼ばれるサービスの Schedule 機能を利用しています。自動シャットダウンを設定する際に必要な最小権限について | JPDSC Blog 本記事では、よくお問合せいただく、コマンドから自動シャットダウン機能の設定および確認を行う方法を紹介します。 コマンドから行う方法としては、以下の 3 通りの方法があります。 Azure CLI Azure PowerShell REST API 上記のいずれも、確認できる内容や設定できる内容に特に違いはありません。そのため、普段ご利用されて...

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Visual Studio ISensLogon Subscription に関する警告レベルのイベント ログについて

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの松井です。 今回は、Visual Studio や SQL Server Management Studio (SSMS) を使用しているときにイベント ログに記録される場合がある、"Visual Studio ISensLogon Subscription" に関するイベント ID 4354 について解説します。 発生する事象の概要Visual Studio や SSMS を使用している環境で、以下のような Application のイベント ログが警告レベルで記録されることがあります。 COM+ イベント システムは、発行元 およびサブスクライバー のイベント クラス {D5978630-5B9F-11D1-8DD2-00AA004ABD5E} に対して、DisplayLock メソ...

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.NET MAUI アプリで iosWidgets を利用する

こんにちは、Japan Developer Support Core チームです。 iOS の WidgetKit がリリースされてから、.NET MAUI アプリと WidgetKit を連携させる具体的な実現方法について公開情報はありませんでしたが、2025 年 12 月 15 日に.NET Blog で公開された記事 How to Build iOS Widgets with .NET MAUI で、詳細な手順が紹介されています。今回はこのブログ記事の和訳となります。 これは Toine de Boer のゲスト ブログです。 私は主に .NET MAUI と ASP.NET を利用するバックエンドサービスの開発を担当しています。最近、ウィジェットを利用するアプリ開発に取り組む中で、情報が非常に限られており、当初はなかなかうまくいきませんでした。そこで、.NET MAUI アプ...

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Microsoft JDBC Driver for SQL Server のトレース取得方法まとめ

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの近澤です。 今回は、Java アプリケーションで Microsoft JDBC Driver for SQL Server を使用する際のトレース取得方法についてご案内します。接続のトラブルシューティングを行う際には、JDBC ドライバーのトレースが非常に有用な情報となります。また、SSL/TLS 関連のエラーが発生した場合には、より深いレベルでのデバッグが必要となる場合もあります。 JDBC Driver のトレース取得方法SQL Server JDBC Driver は Java 標準機能の Logger に対応しています。プログラムの実装を変更することなく Logger を使ってトレースを取得することができます。 詳細については、以下の公式ドキュメントもご参照ください。 JDBC の構成とトラブルシューテ...

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SQL Server 向け ODBC ドライバー/OLE DB プロバイダー移行のススメ

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの高橋です。前回の "Jet データベースエンジンの移行のススメ" に続くレガシーなデータ アクセス テクノロジーの移行のススメ第 2 弾です。 SQL Server に接続する既存アプリケーションの中には、Windows OS 同梱の SQL Server ODBC Driver (SQLSRV32) や OLE DB Provider for SQL Server (SQLOLEDB) または、SQL Server 2005 より左記の後継として提供開始された SQL Server Native Client (SQLNCLI) を今も使用している様子を各種お問い合わせで確認しています。その主な理由としては・・・ 長年問題なく動いている 当時の開発者不在につきコードを触れないため変えたくな...

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MSVC(Visual C++) 14.50 以降のリリースとサポートライフサイクル

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの上原です。 今回は C++ Team Blog の記事 New release cadence and support lifecycle for Microsoft C++ Build Tools で発表された、MSVC ビルドツールのリリースとサポートライフサイクル に関する更新点を、一部加筆、修正の上、日本語で説明します。 はじめにVisual Studio が毎月の機能更新と年次のメジャーバージョンを導入するモダンライフサイクルに移行する中で、コンパイラを IDE (Visual Studio) から切り離すことで、IDE の迅速な更新と、ビルドツールの安定性を両立することが可能となりました。このアプローチは、IDE とビルドツールの両方で最新の C++ の進歩を活用しつつ、安全で標準に準拠したビルド環境...

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Visual Studio 2026 以降のリリースとサポートライフサイクル

こんにちは、Japan Developer Support Core チームの上原です。 今回は、Visual Studio Blog の記事 Visual Studio – Built for the Speed of Modern Development で発表された、Visual Studio 2026 以降のリリースとサポートライフサイクルの変更点を、一部加筆、修正を加えた上で、日本語でご紹介します。 概要Visual Studio 2026 以降、Visual Studio は 継続的に更新される IDE として、機能更新の提供頻度とサポートの考え方が整理されました。 今後は IDE としての Visual Studio は、.NET や Visual C++ などのビルドツールとは分離してサポート ライフサイクルが定められます。 なぜモダナイズするのか(Why We’re Mo...

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