[メモリリーク #2] [HOWTO] WPR/WPA を用いたWin32アプリケーションのヒープメモリリークの調査
こんにちは、Japan Developer Support Core チームの松井です。今回は、Win32 アプリケーションのヒープ メモリ リークの調査方法について解説します。
以前の記事では User-Mode Dump Heap (UMDH) ツールを使用した調査方法を解説しました。UMDH はヒープのメモリ リークの調査で古くから利用されている軽量で非常に便利なツールですが、スナップショット ベースの分析となるため、時系列の変化を追うことが難しい場合があります。また、テキスト ベースのツールであるため、情報の視覚化や詳細な分析のための機能は限られています。
今回は、無償で利用できる Windows Performance Recorder (WPR) と Windows Performance Analyzer (WPA) を使用してヒープ メモリ リークを分析する方法を紹介します...